共働き家庭でも猫ちゃんと家族になれる!留守中でも安心・安全な飼い方



猫ちゃんを飼いたいけれど、共働きで日中は一緒に過ごせないと猫ちゃんがさびしかったりストレスを感じたりするのでは?と思う人もいるかもしれません。
しかし、猫ちゃんと家族になって楽しく暮らすことは可能です。
この記事では、共働き家庭で猫ちゃんを安全に飼う方法を紹介します。

猫ちゃんは留守番を苦にしない生き物



猫ちゃんは群れで暮らす犬と異なり、単独行動をする習性があります。
また、1日の大半を寝て過ごすため、飼い主が仕事する間程度の留守番はそれほど苦痛には感じない、と考えられています。
ですので、猫ちゃんが安心して暮らせる安全な環境を用意すれば、共働き家庭でも家族に迎えて幸せに暮らすことができます。

猫ちゃんが安全・安心して留守番できる飼い方とは?



猫ちゃんが安全に安心して留守番できるよう、次の9つの点に注意して環境を整えましょう。

水はたっぷり食事は適量用意する



猫の食事は、1日2回に分ける場合と数回に分ける場合があります。
2回に分ける場合であれば、朝出かける前に与えて帰宅後に与えれば大丈夫です。
仕事時間が不規則な場合や1日数回に分けたい場合は、自動給餌器を利用するといいでしょう。
水はいつでもたっぷり飲めるように、大きめの容器に複数個用意してください。
水が循環し、いつでもキレイな水が飲める自動給水器がおすすめです。

トイレはシステムトイレがおすすめ



猫ちゃんはキレイ好きな生き物です。
トイレが汚れていると粗相する場合もあるので、複数用意していつもキレイなトイレを利用できるようにします。
忙しい場合は、週に1回の掃除ですむシステムトイレがおすすめ。
余裕があれば、多少高額ですが排泄物を自動で片付けてくれる全自動トイレもあります。

夏は熱中症に気を付ける



一番気をつけないといけないのは夏場の熱中症です。
室温を27~28度に保つようエアコンを入れ、寒く感じるときはエアコンがない部屋に移動できるようにしておきます。
ドアが閉まらないようにストッパーをつけておきましょう。
また、万一停電したりエアコンが故障したりしたときのことを考えて、ひんやりマットとタオルにくるんだ保冷剤を用意しておくと安心です。

冬は暖房器具には頼らない



冬場は、事故のリスクを低くするために暖房器具はなるべく使わないようにし、猫の体温で温かく過ごせる猫ハウスやふわふわの毛布などを用意しましょう。
こたつやホットカーペットを使うときは出かける直前に電源を切り、エアコンは気温が下がる夕方からタイマーでつけるなど、使用時間を減らすように心がけてください。

危険なものは片付けておく



猫ちゃんが倒す危険性があるインテリアやひものついたおもちゃ、その他食べてしまいそうなものなど、危険なものは片付けておきます。
コードをかじって感電する危険性もあるため、使わない電化製品はコードを抜き、必要なものはカバーをかけましょう。
風呂場は絶対に入れないようにするか、湯船の水を抜いてください。
猫ちゃんのフードやおやつ、人間の食べものが入っている扉は、猫ちゃんが開けることができないよう、しっかり閉めるか扉用のドアストッパーを取りつけるといいでしょう。
ドアストッパーは100均で購入できます。
また、地震に備えて背が高い家具は転倒しないよう、耐震グッズを使って倒壊対策をとっておくことも重要です。

飼い主の匂いがついたものを用意する



飼い主の匂いがついたものは猫ちゃんに安心感を与えます。
洗いたてではなく匂いのついた服やいつも使っている毛布などを置いておくと、その上で安心して眠っています。

子猫の場合はケージを利用する



基本的には猫ちゃんを留守番させる場合は、部屋を自由に動けるようにしてケージは利用しません。
ただし、子猫の場合は気をつけていても誤飲や落下などの事故が起こりやすいので、ケージを利用することをおすすめします。
その場合は、子猫が運動できるよう2段になっているものや大きめのものを選んでください。
部屋数に余裕がある場合は、危険性を完全に取り除いた部屋を作って部屋から出られないようにしてもいいでしょう。

見守りカメラで飼い主が安心



近年では、留守中の猫ちゃんの様子を見ることができるペット用の見守りカメラが普及しています。
スマートフォンでチェックできるので、猫ちゃんがどのようにしているか、元気でいるかなどをチェックすると、飼い主も安心して仕事ができます。

帰宅したらスキンシップを十分に



猫は留守番を苦にしないといっても、全くさびしさやたいくつを感じないわけではありません。
帰宅して一段落ついたら、遊んだり抱っこやナデナデ、話しかけたりするなどスキンシップをたっぷりとってください。

共働きでも猫ちゃんと幸せに暮らすことができる!



猫ちゃんは野生では単独で行動する習性があるうえに寝ている時間が長いため、快適な環境を用意すればストレスを感じずに留守番できます。
筆者の友人は見守りカメラを設置しましたが、いつ見てもお気に入りの場所で寝ているだけで心配しているのは人間だけだった、ということがありました。
この記事を参考に、猫ちゃんが安心・安全に留守番できる環境を整えれば、猫ちゃんと家族になって幸せに過ごすことができます。














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