愛猫が脱走して大変!事前対策と正しい探し方を理解して慌てない方法
猫は一生室内飼育!これが猫を飼う上での絶対条件です。なぜなら家から一歩外に出ると交通事故や病気、他猫との喧嘩など様々な危険があるからです。外で暮らす猫や家中と外を自由に行き来する猫の多くはわずか2,3年で死んでしまうという結果も出ています。
決して猫ちゃんを家から出さないよう常に注意してください。でも、ほんの一瞬の隙をついて猫ちゃんが脱走してしまうこともあります。もしもの時にすぐに猫ちゃんを見つけてあげることができるように、普段から備えをしっかりとしておきましょう。
猫ちゃんが脱走してしまったら、すぐに警察に連絡
玄関を開けた瞬間、網戸を猫ちゃんが勝手にあけてしまった、気がついたら家に猫ちゃんが居なかったなど、猫だからこそ誰にも気がつかれずにそっと脱走してしまうことがあります。
もし猫ちゃんが家に居ないと気がついた時は
・最寄りの警察署
・最寄りの保健所
この2つに電話連絡をして、指示に従ってください。警察署の場合、実際に警察署へ行き、書類の記入などが必要になることもあります。
なぜこのような届け出をしなければならないのかというと、猫ちゃんを見つけた人が近くの交番などに連絡をしてくれていることがあるからです。
野良猫を判断された場合は、保険所に収容されることもあります。
あらかじめ警察にも保険所にも連絡を済ませておけば、もし誰かが発見してくれた時に飼い猫だということを知らせることができ、無事に家に連れて帰ることができるからです。
SNSで情報拡散
猫ちゃんを探す張り紙を見かけることもありますが、実際に張り紙を作ってから、街中に張り出すのでは時間もかかってしまいます。
まずはSNSに猫ちゃんを探していることを公開し、情報を広めましょう。
・いついなくなったのか
・どこからいなくなったのか
・どんな猫がいなくなったのか(毛色、サイズ、首輪などの特徴)
このような情報が書かれている、見かけた人から連絡をもらえやすくなります。
マンションの場合はすぐに張り紙や管理人に連絡を
マンションの場合、実は猫ちゃんが敷地内にいたり、隣の部屋のベランダに居たということも珍しくありません。
まずは管理人や管理会社に連絡を入れ、掲示板に張り紙をしたり、近隣の方に猫が紛れ込んでいないかの確認を取ってもらいましょう。
もしもの脱走に備えた日ごろからの対策
猫ちゃんにとってとても辛い話ですが、日本では毎年想像以上にたくさんの猫が迷子になって、飼い主がわからないまま殺処分されています。もちろん保健所や警察も飼い主を探そうと努力はしているのですが、名前もわからない、どこからきたのかもわからない猫ちゃんの家族を探すことはほぼ無理なことです。
だからこそ、大切な猫ちゃんがもし家から逃げてしまっても、必ず家族の元に戻れるように普段から対策をしっかりとしておきましょう。
動物病院でマイクロチップ装填
絶対的に猫ちゃんにオススメの方法は動物病院でマイクロチップ装填をしておくことです。
マイクロチップは猫ちゃんの体の中に小さなチップを埋め込む方法です。このチップに飼い主の名前や連絡先を登録できるので、もし迷子になってしまった時に名札がわりになります。
絶対に外れたり、壊れる心配のないマイクロチップは今やペットショップでも装填しているうえに、法律でも装填することが決められています。
もしお家の猫ちゃんがまだマイクロチップをみにつけていない場合は動物病院に相談してください。
装填の費用は10000円ほどです。
手術や麻酔の必要はなく、注射をするように簡単に処置が終わり、痛みもないので安心してください。
目立つ色の名前付き首輪をつけておく
猫ちゃんを見かけた人や保護してくれた人に一目で飼い猫だと気がついてもらうために、普段から名前の書かれた目立つ色の首輪をつけておきましょう。
色が目立てば、猫ちゃんを探す時に目印にもなります。お家の中で暮らしているからと油断せずにかならず毎日、いつも身に着けておきましょう。
飼い主の名前や電話番号を印刷したオリジナルの首輪はネットショップなどで2000円ほどで購入できます。
色々なデザインがあるので、猫ちゃんによく似合うデザインを見つけてあげてくださいね。
全身が写った写真を撮影しておく
意外に忘れがちな対策が猫ちゃんの写真撮影です。普段寝顔や可愛い姿を写真にとることはあっても、全身がはっきり写った写真はありませんか?
張り紙やSNSに載せるために、猫ちゃんの全身の模様や色、特徴がわかる写真が必ず必要です。
首輪をつけた全身の写真を必ず撮影しておいてください。
猫探しのプロへの依頼は慎重に
猫ちゃんが居なくなってしまった時、どんな方法でもどれだけお金がかかっても見つけ出してあげたいと思います。かといって気軽に探偵や猫探しのプロに依頼してはいけません。逃げ出してしまった猫ちゃんを探すのは家族でも相当難しいことです。業者に依頼し、想像以上に高い金額の請求があったり、結果猫ちゃんが見つからなかったというケースも多いので、依頼はしっかりと考えてから決めてください。
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